本当に書いてしまった

まあ、愛ゆえに。
絆が上がったら舞ちゃん辺りも書きたいなー、とか。
その前にあゆか。


Like Life radio hour番外編・生徒会のコピー機×目覚まし時計+黒板消し

「ふぇ……!Like Life radio hour番外編フェアリーライフラジオ、略称は知らん。
司会進行は、新作出たことだし隠居できると思ってたのに引っ張り出された起留です」
「ふぇ……ごにょごにょ。これ完全にセクハラですよね。mk?さんへの世代交代はありません、消し子です」
「リンドージテック製PPC複写機、いわゆるコピー機の頼子と申します」
「りんどーじってどっかで聞いたことあるけどまあいいや。ゲストにしては珍しく大人しいな」
「そ、そうですか?」
「いわゆる癒し系というやつですか。確かにここのゲストさんは気の強い方が多いですよね」
「たまにゃあ落ち着いてるのもいいもんさね。今回はお便りないから頼子の特技を見せてもらっちゃうぜのコーナー」
「いえー、どんどんぱふぱふー」
「……特技、ですか?」
「そんな構えなくてもよろし。コピー機の機能を見せてもらおうってこと」
「あ、はい。それなら大丈夫です」
「んじゃあ、まずはさっき消し子が落書きしてたこの……何これ」
「起留さんの似顔絵ですよ!」
「さっき消し子が生み出したこの未来生物のスケッチをコピーしてちょーだい」
「はい。お任せあれー」
「おぉー」
「にこやかな笑顔のまま手だけがものすごいスピードで動いてますね」
「消し子、解説おつ」
「はい、できました」
「ふぅむ、あの絵をこれだけ忠実にコピーできるのはさすが本職」
「これがお仕事ですから」
「手描きなのもポイント高いですね」
「さて次は、プリンタ機能の実演ということで……取り出だしましたるはこの擬人化しろという念が篭った携帯電話」
「他社さんの某恋しなさい!のストラップがついてますねえ」
「あの……あちらですごく慌ててらっしゃるんですけど」
「無視無視。で、カメラ画像ー、っと。じゃーん。グラハム専用カスタムフラッグー」
「全速旋回時には最大12Gですね。望むところです」
「ちゅーことで印刷できる?これ」
「はい、できますよー」
「主催者さんはこの癒し系笑顔にやられたわけですか」
「ブースの外で思いっきり首を縦振りしてるんがちょっとキモい」
「完成でーす」
「お。ふっるい携帯の低画質までぼんやり再現」
「もはや一般フラッグとの差がわかりません」
「えと、すみません」
「んや、元々の携帯画像がどうしようもないレベルだっただけやし」
「この腰の低さは新鮮ですねえ」
「コーナーはこれにて終了。どう見てもラジオ向き企画じゃないけどとにかく終わり。
で、頼子には今後もあたしのパートナーになってくれという要請が」
「え!?」
「……私は用なしですか?ぐれてブラックになりますよ?」
「あたしに言うなっちゅーに。ついでにプロポーズもあったけどそっちは直接聞いてなー」
「あの、その、ええ!?」
「そういや業務用コピー機っていくらくらいすんの?」
「手元の資料によりますと、ン十万はするらしいですよ」
「……ちなみに下総ノ宮学園の備品代表・消し子は?」
「……単価220円ですよぅ」
「消し子1000人単位か……」
「ね、値段じゃありませんよ。消し子さんは学生の皆さんの身近で活躍してらっしゃるじゃないですか」
「うう、この優しさは確かに癒されます」
「うし、消しこが泣く前にそろそろお開きにすっか」
「あのぅ、私はどうすれば……」
「その辺の話は後で二人でつけといて。お相手は、交代するならあたしもやめたい、起留と」
「あまりやる気もないですけど1人だけ降板もやるせないです。消し子と」
「えー、と。頼子でした」
「この番組は、暮らしを生暖かく見つめる、下総ノ宮商店街と、
幸せは続いていく、船見学園生徒会の提供でお送りしました」
「提供っちゅーか何ちゅーか」