あぁロミオ、どうしてロミオなのか

よーし、思い切り愚痴るぞー。ネタバレ全開だぞー。
どこから行こうかな。
先に言っておくがバッドエンドだったからクソシナリオだという安直な話じゃあない。
前回様々な犠牲の上で一応のハッピーエンドに辿り着いたというのにひっくり返したのがまずダメ。
ティボルトとマキューシオと前モンタギュー王とイアゴに謝れ。
戦争をどうにか避けようと奔走していたはずなのを感じさせないようにロミオパリスがあっさり開戦した感もよろしくない。
あと守護精霊が単なるスタンドパワーなのもシナリオ上浮いている。
二柱の力を合わせて外敵の脅威から国を守る話ならいいが、ド突き合いで相方吸収してパワーアップして、結局攻め込むん?という。
ロミオをボスにしてジュリエットをバトルメンバーにする為だけの都合で出てきたとしか思えない。
そうそう、発端がそもそもロミオが国を離れていたせいに見えるのも、自分達が連れ回しているせいだと受け取れてプレイヤーの印象が悪い。
まぁついてきた理由であるはずの外交努力の成果が全く見えないのでロミオが無能だという主張なのかもしれないけれど。
国に帰って鎖国したら立ち直りました、という有能アピールと噛み合わんけどね。
少しずつ壊していた壁を再建するロミオを黙ってみていたジュリエットとパリスはどういう気持ちだったんだろうな。
そして戦争となったらその壁をあっさり壊せてしまったのもまぁ皮肉である。前作シナリオへのあてつけか何かか。
この国は俺が守る!演説からの俺が死んで責任を取るエンド。
攻め込まれて国民から慕われていた穏健派の国王が処刑されて併合されて、とモンタギュー側の不満感情大爆発よな。次はエスカラス派の煽動無しでも暴動起きるぞ。
そもそもジータちゃん達は何でパリスについていったの。
ロミオたちのポエムバトルには割り込めないし、パリスがロミオの首落とすのも黙って見てるし。
ただのカメラ役以上の役割を振らないってのもやっぱりプレイヤーへのストレスにしかならん。
いや、ハッピーエンドに向かうなら傍観でもいいんだが、悲劇には介入しろよ。
で、その割にエンディングではジュリエットに会いたいとか笑顔でルリアが言うし。
チャレクエではジュリエットとパリスがやる気満々でロミオをしばき倒す算段立ててるし。
もう。もうね。何なんだこのクソシナリオは。
ロミジュリに思い入れがあまりないから不愉快なクソシナリオで済んでるが、お気に入りキャラでやられたらブチ切れるぞ。
バッドエンドならバッドエンドらしく避けがたい悲劇として描けってんだよドちくしょう。
突っ込みどころだらけのまま主要キャラ殺すだけのインスタント悲劇をよりによってキャラゲーのプレイアブルキャラでやるんじゃねーっちゅーの。
終わり。早く四象始めてくれ。